管理人は超つらいよ   
マンション管理最前線

短庇作業帽に変わったけど、使えないよ


眩しい!!!

2025/6



この6月から、我々現場作業員の制服が全社的に変わりました。6月1日より、新しい夏服を着ております。
変えた理由は、「イメチェン」もありますが、主たるものは「暑さ対策」。

「通気性のいい生地に変えた」とか言ってます。また、帽子の後ろ半分がメッシュになりました。
ただ、化繊の率が高いと、私には肌触りが気持ち悪くなり、逆効果ですし、どうせなら、今流行りの「空調服」にしてほしかった気もします。

なお、この現場だけの話ですが、以前からお願いしていた、「日光が強い時は、屋外作業の際はサングラスの装着を許可して欲しい」という件が認可されました。ちょうど地元のバス会社で同じことをしており、ニュースでもとりあげられたこともあって、今年度役員の同意を得られやすかったタイミングであったことも幸いしました。
ただ、事情を知らない住民からのクレーム防止のために、「管理組合名で、そのことを掲示板に発表して欲しい」とお願いしたんですが、それをしてくれないので、困ってます。


さて、今回の話は
帽子です。
これ、生地がメッシュになったことは評価しますが、庇が短くなったことに困っています。太陽光がもろに目に入ってきます。

「たんぴさぎょうぼう」と言うらしいです。高僧の名前みたいですが、漢字では「短庇作業帽」と書きます。
具体的にはこういうものでして、リンク先動画を御覧ください。

「なんで短くしたのか?」というと、「視界上部にできる死角を減らした」「手元を見る際に照明がケラレるのを防止する」という意味みたいです。まあ、安全対策&労働環境向上ってことなんでしょうけど・・・・・
これ、「屋内作業」ならそれでいいんですが、マンションの場合、管理室を出ると、ほぼ「屋外」です。外はもちろん、共用廊下でも日差しが差し込んできます。まぶしいです。
庇が短いと困ります。目が保護できません。暑いです。

特に、うちのマンションみたいに「敷地の広いマンション」では、屋外部分の土地が広く、日光にもろにさらされます。
今回の改定、屋内作業の現場の人間にしか意見を聞かなかったのではないでしょうか?

それと、「帽子」というのは「挨拶の時に効果的なアイテム」(帽子を脱いで挨拶すると、丁寧な印象を与える)です。庇が短いと、挨拶がしにくいのです。

こんな「庇が短い帽子」では仕事になりません。
会社には申し訳ないですが、似たような色のもので普通の庇のものを自腹で別途購入して、それを使用しています。もちろん社名は入っていません。
「支給品を身につけること」というルールはわかっていますが、健康に害悪を与えるものは困ります。

というか、正直言うと、今みたいな猛暑の日本では、メキシコのソンブレロみたいな作業帽を作って欲しいです。ほんと日差しがつらいから。