管理人は超つらいよ   
マンション管理最前線

 続:巡回するのも命懸けの時代になりました
クソガキ編
 





2014/4

 
 実は、「上から物を投げる」のは、認知症患者だけではありません。こういう、悪いことの、常習者といえば、そう、「クソガキ」連中です。

 クソガキというのは、代替わりして、常に発生しますから始末が悪いです。せっかく、更生させて、まともな子供になったと思っても、また、別のクソガキが現れてきます。
 うちのマンションでは、過去に、「廊下に置いてある消火器を、10階から地面に投げつけた」強者もいます。(その消火器は壊れなかった。丈夫だなあ) ちなみに、その親は、謝罪もしませんでした。そういう親だから、そういう子供が育つわけで。

 特に、「入学」の季節は要注意なんです。

「幼稚園から小学校へ」
 幼稚園の時はヤンチャだった子供が、小学校に入り、「社会性を学んで」、少しおとなしくなるケースがあります。いっぽうで、「大きな校庭」で「仲間も増えて」、のびのびと開放的になり、それに加えて、担任が、しまりのない、放任主義の先生だったりすると、「暴れ放題」のしょうもないクソガキに変身するケースもあります。
 実際、この4月に入学した小学1年生が、今、すごいことをやっています。生協の宅配用の「保冷箱」をまるごと、5階から投げ捨てました。

「小学校から中学校へ」
 これも、劇的に変化する場合があります。それまで、素直ないい子が、反抗期になって、おまけに、ひどい仲間と遊ぶようになって、いわゆる「不良」になってしまいます。体も大きくなりますから、今の大人は注意もできませんし。
 私が巡回していて、頭の上から、火のついたタバコが落ちてくることもあります。また、近所の悪がきを連れ込んで、連結送水管の設備をいたずらして、快晴なのに、上から、豪雨が降ってきたこともあります。中学くらいになると、頭もいいですから、防犯カメラに映らないように動いて、悪さをする奴もいたりして。ほんと、大変です。
 当地域の中学は、ふだん、制服を着ないで、体操服でずっと過ごすようになり、「毎日、体育かよ? それとも、大掃除か?」って感じで、ラフな服装で、心も開放的になってしまうのかもしれません。

 とにかく、クソガキには手を焼きます。





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