管理人はつらいよ   
マンション管理最前線

 アイドリングストップ




  
 燃料電池、ハイブリッド、いろいろな省エネ車が開発されています。でも、お金のかからない省エネ・環境保護=「アイドリングストップ」はまだまだ普及しません。マンションの中にもいろいろな車が入ってきます。前の道路にも車がとまります。誰かを待っているのか、中にドライバーがいるままの車もあります。そういう車って、たいていエンジンをかけたまま、とまっています。つまり排気ガスの垂れ流し。真夏や真冬でエアコン、ヒーターを稼動させないとしんどい場合は、まあ理解できますが、気候のいい時でもエンジンを止めないオバカさんがいます。彼ら(彼女ら)の頭には、「エンジンを切る」という概念はないのでしょう。

 私はのどが弱いため、排気ガスには敏感です。もちろん自分の勤めるマンションを汚したくない気持ちもあります。ドライバーがいる時は、「エンジン止めてね」と言います。牛乳配達や、食材配達、生協、郵便局(小包)などで、車から離れてマンション内を動き回っている時は、無人でも勝手にエンジンを切ってしまいます。向こうもだんだんわかってくると、止めるようになります。ヤマト運輸はエンジンキーを抜かないと車から離れられないようになっており、うまいシステムです。(こういうことは会社単位でやらないと)

 エンジンかけたままは、公害だし、うるさいし、絶対やめてください。無人だと、例のいたずらっ子が運転しちゃうかも。

  


2003/5