管理人は超つらいよ   
マンション管理最前線

複数清掃員の現場は恐ろしい 一人が一番だな



ロッカールームトークはこわいですよ。

 
 「管理人は孤独な仕事です」と、よくいっている私ですが。いっしょに働く、清掃パートさんに言わせると、「一人が一番楽よ。特におばさんがいっぱいいる職場はすごいから・・・・  私も昔そういうところにいたけど、今は本当に精神的に楽、天国みたい」とのことです。

 私も以前、大勢のオバタリアンがいる職場にいましたから、なんとなく、わかります。女性同士の争いってすごいですからね。

 
 私は、深夜のアルバイトが終わったあと、時々、ぜいたくして、ファミレスのモーニングセットを食べることがあります。早朝は客も少ないため、のんびりできて好きなんです。(安いクーポン券を持っているので) 一人でボーっとしています。

 しかし、今朝のファミレスはものすごくうるさかったです。オバタリアン二人が、店全体に響き渡るような大声でずっとしゃべり続けていたのです。「寛ぎに来たのに、こんなの聞きたくない」と思っていても、無理矢理会話の内容が頭に入ってきます。どうやら、この女性たち、どこかの大きなビルの清掃員グループの主任と副主任のようです。この人たちのビルの清掃って、そこの社員が出社する前に清掃を終わらせるらしく、「朝の6時から勤務開始して、9時までにほとんど終わらせる」、短時間集中作業が必要になるそうです。このため、パートさんはほとんどが「早朝3時間だけの仕事」だそうで、一部の幹部パートだけは、その後、ふだんはあまり使用しない、会議室とかの清掃をして、フルタイム働くようです。

 問題は、早朝短時間パートさんの扱いらしく、「早朝ということできつい」「時給が安い」「短時間だからお金にならない」「家が遠くの人が、”通勤が大変”と嘆く」「短時間に終わらせなくてはならず、仕事が大変」と、けっこうきつい職場で不満たらたらだそうで、なんか円満な職場ではないようです。こんな中、「真面目に働く人」「手を抜く人」「先輩面してえばる人」「失敗を他人のせいにする人」などなど、いろいろな人がいて、そういう人同士の争いが絶えないようです。こういう人たちを束ねる主任さんの苦労はすごいようで、最初のうちは私も彼女に同情をしていたんですが。。。。

 この二人、話がエスカレートしてくると、固有名詞をバンバン出して、「鈴木は性格が悪い。日本一悪い!」「佐藤は育ちが悪いね。絶対」「山田は離婚してるんだってよ。だから、手抜きするんだ」・・・・・・ という感じで、誹謗中傷のオンパレード。ちゃんとした理由があって批判するのなら少しはわかるんですが、話の内容からすると、イチャモンとしか思えないような、悪口ばかりです。私も、これを聞いていて、気分が悪くなってきました。「性格が一番悪いのはアンタじゃないの」と言いたくなってきました。

 こういった会話がえんえんと続きます。彼女たちは店の中で端っこの席に座り、私は、その対角線上の一番遠い席にいましたが、一言一言の会話を全部はっきりと聞こえるくらいの大音量です。「あんたら、難聴でしょ」と思ったくらいです。

 私は、同じ業界ということもあって、「なんか参考になることもあるかな?」と思って聞いていました(というか、強引に耳に入ってきてしまう)が、その1時間の間に、他のお客さんが入ってきても、みな、数分で出て行ってしまいました。なかには、「さあ、ゆっくり、本でも読むか」という感じで、文庫本を広げた男性客もいましたが、オバタリアンの会話に気分を害したようで、コーヒ一杯飲んだだけで、すぐに本を閉じて出て行ってしまいました。

 そういったお客さんは、みな、会計の際に、店員に「あの二人何とかならないの? うるさくってしょうがない。会話の内容も不愉快になることばかりだ」と怒ってました。私はレジのすぐそばの席だったため、彼らが小声で文句をいっていても、全部聞こえました。「そのとおりだ」と思いました。

 さすがの私も、「もうこれ以上聞いていても何の収穫も無いなあ」と感じ、席を立ち、会計の際に店員に苦情を言いました。店員も困っているようでした。「すいません。ご迷惑をおかけして。あの人たち、2週間に1回くらいの率で早朝にやってきて、2時間くらい、悪口言い放題なんです。私たちも苦々しく思ってるんですが・・・・」と弁解してました。

  ああいうのが、上に立っている職場では、そこがどういう状態なのかは容易に想像できます。下で働く人もかわいそうです。

 やっぱり、一人が一番かも。オバタリアン恐るべし。


2007/11
私も愚痴と称して他人の悪口ばかり言っていて、嫌な人間ですね。